インサイド・アウト(内から外へ)
評価:
スティーブン・R. コヴィー,ジェームス スキナー キングベアー出版 ¥ 2,039 (1996-12) |
インサイド・アウト
インサイド・アウトとは、自分自身の内面(インサイド)を変えることから始める
ということであり、自分自身の根本的なパラダイム、人格、動機などを変える
ことから始めるということである。
子供が、明るく協調性のある人間に育ってほしいと思うならば、子供への理解を
深め、子供の視点に立ち、一貫した愛を示す親になるということである。
仕事でもっと自由な裁量が欲しければ、より重い責任を引受け、力を尽くし、
貢献できる従業員になることである。
信頼されたければ、信頼性のある人になることである。
才能が認められるという二次的な成功が欲しければ、まず人格と能力を向上
させるという一時的な成功に焦点を合わせることである。
インサイド・アウトの考え方では、私的成功(自分ごとの成功)が公的成功(公にも
認められる成功)に先立つ。
つまり、他人に対して約束をし、それを守る前にまず自分自身に対する約束をし、
その約束を守らなければならないということなのだ。
また、人格よりも個性を優先させることは愚かなことであり、自分自身を改善せずに
他の人との関係を改善しようとすることは意味のないことだと教えている。
一方、アウトサイド・イン(外から内へ)のやり方の結果として私が見てきたのは、
被害者意識に悩み(悲劇のヒーロー)自由を束縛された不幸な人々であり、自分の
上手くいかない状況の責任を周りの人や環境のせいにする人々であった。
━『7つの習慣』
アウトサイド・イン(外から内へ)ではない。
インサイド・アウト(内から外へ)なのだ。
表面スキルが身につけば、内面レベルが上がる んじゃない。
内面レベルが上がるから、表面スキルが上がる んだ。
お金がないから、できない んじゃない。
できないから、お金がない んだ。
順番を間違えるな、ということだ。
灯台に進路変更をさせようとするな。
自分が進路変更をする発想を持てばいいだけなのだ。
インサイド・アウト
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