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2010.02.15 Monday

現状維持の本能

 

 現状維持の本能

 人は、例えば友人を、『現状維持』しようとする本能がある。

 その人に先を越されてしまったら、自分の立場が危うくなるからだ。

 禁煙宣言をした友人に『無理無理!どうせ続かないよ!』と言って、

 煙を吐きかける。
 
 ダイエット宣言をした友人の目の前で、美味しいご飯を食べ、誘惑する。

 
 その人に成功してもらっては、『困る』のだ。自分が。

 自分も、やらなければならない状況と、向き合わなければならないから。


 あるいは、『あなたは、ずっと私の子供なのよ。』と言って、

 子供を一つの確立された命として扱わず、アイテムの様に思ってしまう。

 実に、これらすべての動機が自分本位であり、無意識にでも現状維持しようとする人間は、

 そもそも仲間、理解者と呼ぶに値しないのである。

 


 
 現状維持本能=嫉妬=エゴ ということである。

 (エゴ・・・自分の利益を中心に考えて、他人の利益は考えない思考や行動の様式。

 利己主義。)


 
 ある二人の人間がいたとする。

 一人は、周りの人たちに、いかにも威厳に満ちた態度で振る舞い、

 『俺はお前らとは違うんだぞ』ということを誇示するタイプであり、恐れられている。

 
 もう一人は、周りの人たちに、平和的な態度で、平等に公平に接し、

 『みんな平等だよね。みんなで隔たりなく楽しもう!』と働き掛け、愛されている。


 さて、どちらが『F型』で、どちらが『C型』か、理解るだろうか。

 
 そして、どちらが『現状維持』されてしまう可能性が高いか、理解るだろうか。


 
 現状維持されると、とても悲しくなる。

 なぜかというと、『現状維持しようとしてくる人は、自分のことしか考えていない、

 本当の理解者ではない』ということが、理解っているからだ。

 特に、身の回りの『理解者であってほしい人』が、これに当てはまる場合、

 残念な気持ちになることは、当然の感情であろう。

 
 人間は、弱い。そして、脆い。

 そういう人が多くても、仕方がないのだ。責めることはできない。

 強い人の数は、世の中にせいぜい『2割』程度のものだ。

 その『2割』が、自分の身の回りに都合よくは存在しない。

 
 そこは一つ、大きな器で、その事実を受け止め、許してあげなければいけない。



 以前、こういうことがあった。

 ある電話営業の会社に勤めていたころの話だ。

 そこで俺は、まだ未成年だったこともあり、イケイケの営業を繰り返していた。

 すると、そこの上司、全員が俺のことを目の敵にし出した。

 原因は、俺が言うことを聞かないため。『扱いづらい』ということだ。
 
 
 ある上司は、

 『俺は工業高校を出て、やんちゃな奴をたくさん見てきてるけど、
 
 お前ほど言うことを聞かない奴は初めてだ。』
 
 といい、またある上司は、

 『お前に言ってない悪口はないぞ!』

 と激昂した。

 それでも俺は、自分を曲げるつもりはさらさらなかった。

 そして、また違う上司が根回しした策略によって、俺は違う会社に飛ばされたのだ。

 俺は、よっぽどの聞かん坊だということが、よくわかるだろう。


 オーナーとの食事会のとき、俺は人事異動の話を持ちだされた。

 『雄治は、俺らと同じような育ちだからな。 口で何を言っても聞かねえんだよ。

 だからよ、あいつの会社にいきなよ。いや、あいつの会社はさ、今いるところと

 ちがって、ベラベラ説教してこないから。もし雄治が筋を通さないようなことをしたら、

 黙ってブッ飛ばされると思うけどな(笑)』

 
 俺は即答した。全然、問題ない。俺が間違っていなければ、怖いものなどない。

 そこの会社に行っても、俺は俺を貫くだけだ。

 
 そうして俺はその会社へ飛ばされることになったわけだが、結果は意外な方向へ。

 俺は、その会社に移動して間もないうちに、そこでの売り上げナンバー1、

 前の会社の、実に3倍の売り上げを上げたのだ。

 
 これを見たオーナーは言った。

 『なんだよ!結局、あいつが雄治を扱いきれなかっただけじゃねえか!はっはっは!』


 
 俺の上司は、口先だけでガーガー言うような奴は、勤まらない。

 スパルタでもなんでもいいから、思うようにやらせてくれる後の会社の方針のほうが、

 実は、俺の可能性を引き出してくれたのである。


 ここでわかるのは、前の会社の人間たちは、俺のことを『扱いづらい』というより、
 
 『脅威』だと感じていたのだ。

 自分の生活を脅かす、驚異的な存在だと、評価していたのだ。

 
 そして、後の会社は、俺にやるだけやらしてくれた。一線を越えたら殴られたかも

 しれないが、そのときはそのときだ。

 人を殴るだけのことをしたのなら、殴ったことを納得させる理屈があるのなら、

 俺は自分の考え方を変えればいい。

 だが俺は、結局殴られなかった。

 それどころか、この会社を辞めた後も連絡を取り合い、何度も引き抜きをされた。


 その、前の会社の人たちは、『環境』を現状維持しようとし、俺を追い出した。

 『現状維持』という本能は、こういう形でも表面化されるのである。
 


 そんな中、『理解者』という存在は、確かにいる。

 本当に付き合うべき人は、表面的な、同調者や、追従者ではない。

 ましてや、自分の生活のことを第一に考えるような、排他的な人たちではない。

 
 『理解者』なのだ。

 そう思えない人もきっと、真の理解者に出会うことができたら、そう思えるだろう。


 
 
 

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