2011.07.29 Friday
天才エジソン
天才エジソン
天才発明家・エジソンは、小学校をたったの三ヶ月で中退だった。
せざるを得なかった、問題児だった。
その独特すぎる感性に、周りからは完全に浮き、孤立したが、
唯一の味方として母親が地下室に実験室を作ってあげたことが、
彼の人生を大きく変えた。
そしてこう言っている。
『99%の汗ばかり強調されている・・・・
99%の汗が実るのは、1%のひらめきを大切にした時なのだ。』
天才エジソン
もし”それ”で通用したとしても、本人のひらめきじゃないんなら、嬉しくはない。
本物主義で、血のにじむ努力が当たり前だと確信しているエジソンの発想は、
楽をして生きていこうとする凡人のそれとは、明らかなる格差がある。
天才エジソン
2011.07.27 Wednesday
ロングテール
これまでのように物理的・時間的なスペースが限られていた時代では、その限り
あるスペースは少数のヒット作に占められ、多くのニッチ商品はごく一部の熱心
なユーザーによって支えられているのみだった。
これを端的に示すのが『80体20の法則』である。
だが、PCとブロードバンドが普及し、アマゾン、グーグル、iTunesなどが登場
したことで、市場のあり方は劇的に変化した。
ニッチ商品の認知、購入機会は爆発的に増加し、全体としては実際に大資本の
メガヒット狙いの商品と対等に張り合えるようになった。
このような経済では、『80対20の法則』は成り立たない。
あるオンライン音楽配信サービスでは、ダウンロード数で上位2割に入らない
残り8割の商品が売上の半分を占め、アマゾンでも『売れない8割』が売上の
3分の1を占めているという。
これらのオンライン店舗では、売れ行き順に商品を横軸に並べ、販売数を縦軸
にとったグラフを書くと、そこには非ヒット商品からなる長い尻尾が現れる。
これこそが『ロングテール』である。
・・ここにとてつもない情報が書いてあるのにスルーするのであれば、
パレートの法則の概念を打ち破るIT時代の波に乗ることはできない。
私もロングテールと向き合って2年が経つが、
今、ようやくこの概念がもつ、強力なパワーを思い知っているのだ。
2011.07.25 Monday
経済成長と共に早まる枯渇の危機3
しかし、このままでは地球がもちません。
現在のところ、発展途上地域の一人当たりのエネルギー消費利用は、先進地域の
それに比べ大幅に少ない状況にあります。
今後、発展途上地域がこれまでの先進地域と同じような経済発展を目指すとすれば、
化石燃料は早晩使い尽くされてしまいます。
そのあとには化石燃料を燃やしたときに出るCO2による温暖化や、
それに伴うさまざまな地球環境問題が残ることになります。
【コメント】
地球がもたないと言われているのに、その感覚を現実に体感してからでないと
わからないのが、人間。
だが、その人間の中でも、想像力をフル回転させている人間はこの問題に向き合う
ばかりでなく、人生の成功と呼ばれる体験もしていることだろう。
2011.07.24 Sunday
経済成長と共に早まる枯渇の危機
近年のアジア太平洋地域における経済成長は著しく、中でも国土面積が広く、
人口が多い中国、インドの経済発展は目覚ましいものです。
これが世界のエネルギー消費量の増加と関係しています。
特に中国では、エネルギーの消費量が急速に増えています。中国における
一次エネルギーの消費量は、1997年の9,61億トン(石油換算)から2007年
の18.63億トンへと10年間でほぼ倍増しました。
それに伴いCO2排出量は、2000年には第1位のアメリカの約半分だった
ものが、2007年にはアメリカを抜き1位となっています。
【コメント】
40年後の地球は、中国とインドだけで、90億人になることが予想されている。
環境問題を考える際のいわゆる、圧倒的な”ショートヘッド”になるわけだが、
『排出量取引』の概念があるように、”ロングテール”にあたるその他の国が
それを補うぐらいに神経を使えば、それらをまかなうこともできるはずだ。
ということはその代わりに、中国人とインド人とを交えたビジネスモデルを
より一層考えていくべきだろう。