Salvageinfoをフォローしましょう


『悔いのない人生を。』ランキング

特別 エース『力に屈したら…

1位 天才の仕組み

2位 ジンベエ『失った物ばかり数えるな!!!…

3位 ウソップ『この一件をウソにする!!!!…

4位 ゾロ『このおれの命一つで!!…

5位 トム『造った船に!!!…




ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS

<< April 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
2012.04.30 Monday

ルフィ『ほらな、折れねぇ』


ルフィ『ほらな、折れねぇ』



私は起業した時、

『株式会社チェリー』という社名で会社をつくった。


チェリーは、私の実家に居た犬、家族だ。




私はチェリーの生前、良くしてあげることができなかった。

散歩もせず、世話もせず、何一つしてあげることができなかった。


ある日チェリーが死んだ。


私は、自分の人生で、正直それどころではない事情と直面していたが、

突如、家族を失った喪失感に見舞われ、

気づいたらお金もないのに、タクシーで実家へと直行していた。



冷たくなったチェリーの亡きがらには、

子供の頃、抱きしめて、暖かったあの温もりは無かった。


そして気付いたのだ。

チェリーを家族だと思っていた。愛していたのだと。


その気持ちに気づくことが出来たら、

チェリーに今までしてきたこと、過去にしてきたことの重大さを、

思い知った。


チェリーは、私がまだ幼い時も、

私が大荒れしているときも、

祖母が元気な時も、

父親が生きている時も、


いつも、そこに居てくれた。


私は、亡くなった祖母、父親、チェリーに対して、

何一つ"して返す"ことをしていなかった。



だから私は、

父親の命日に、

祖母のつけた名前の、

チェリーという名で、


会社を起業し、それを命がけで死守することを決意したのだ。


この名前が客観的に見て、どう思われるかということぐらいわかっていた。

だが、

私にとっては、そんな見栄や外聞は、あまりにもちっぽけなことだった。


決して家族を、かけがえのない命を、

いつまでも、いつまでも、忘れないように、

私はこの社名に、決めたのだ。




















ルフィ『ほらな、折れねぇ



これが一体どこの誰の海賊旗かは知らねぇけどな…

これは"命を誓う"旗だから、






冗談で立ってるわけじゃねぇんだぞ!!

お前なんかが、へらへら笑ってへし折っていい旗じゃないんだぞ!!』














だが、チェリーという名前は、

私にとって、命と同じくらい重すぎた。


この名前を汚す人間は、

取引先だろうと、従業員だろうと、親友だろうと、

絶対に許すことができなかった。

そもそもこのことを理解できない人間を、

"真友"とは言わない。


可愛らしい社名として、馬鹿にする人間、

吸収をもくろむ拝金者、

あり得ない粗相で会社の信頼を傷つける従業員、

悪事を持ちかけ、足を引っ張る悪友、

そして、この社名で行う、事業の内容。


チェリーという名を汚すことは、

絶対にしてはならないという責任感が頂点に達した時、

私は今の、事業に合った会社名へと変更する決意をしたのだ。





そもそも、企業という"利"を追求する形と私の想いとは、

シンクロしなかったのだ。



チェリーは今、私の心と一体化した。

そしていずれ、その名前を汚すことのない"義"を重んじた、

社会に役立つNPO法人(法的な一個人)として立ち上げ、

共に生きていきたいと思っている。


チェリーの名を軽んじることは、

絶対にできないし、させない。

命を懸けて、私はそれを死守する覚悟だ。




ルフィ『ほらな、折れねぇ』

2012.04.29 Sunday

Dr.くれは『優しいだけじゃ人は救えないんだ!!』


Dr.くれは『優しいだけじゃ人は救えないんだ!!』


『やさしい』



という言葉の意味を、履き違えている人がいる。



言葉で書けば、わかりやすい。

『易しい』

と、

『優しい』

とでは、意味が違うのだ。


文字通り、『安易』なやさしさは、前述、

一方で、『優れた』やさしさが、後述である。



私の周りに居た人間は、全てに等しく、

私の社員に"安易な同情"をし、『やさしさ』を演じた。


(もっと彼にやさしくしてあげたらどうだ?)


こういう顔をした人間は、何人も見てきた。


だがその度に私はこう思ってきたのだ。



(お前らは、今日、この場だけだろ?

奴のことを考えるのは。

俺は、一生考えていくんだ。

一生向き合っていくんだ。


お前らと俺とでは、覚悟が違うんだよ。


こいつらは本当に"友人"なのか?

話した俺が、馬鹿だったな。)



案の定、彼の為を思うように見せかけたその友人たちは、

もう最短で数えても一年半もの間、その社員に助言一つせず、放置している。


その間、いやその前も、後も、そしてこの後もずーっと私は、

助言し、説教し、怒り、殴り、

そして共に生きていくのだ。


『三笠山に登る一歩、

富士山に登る一歩、


同じ一歩でも覚悟が違う。




どこまで行くつもりか、


どこまで登るつもりか、


目標が、その日その日を支配する。』

by横浜高校野球部(松坂のコーチ)











Dr.くれは『いいかい、優しいだけじゃ人は救えないんだ!!』

人の命を救いたきゃ、それなりの知識と医術を身につけな!!

腕がなけりゃ、誰ひとり救えないんだよ!!』











『やさしさ』を"偽る"人間を、

"偽善者"

という。


彼らはその自覚がないだろう。


だが、"恩師"は、自分のことを偽善者だと認めた。

教える側の私に向かって、二回りも年齢が違う私に向かって、こう言ったのだ。


雄治、お前にゃ通用しねぇよな。

俺は、偽善者だ。』


あの立場が、私の当時の立場に対してこの言葉を言うのは、容易ではない。


恩師は、『優れて』いたのだ。

だから、本当の『優しい』人とは、こういう人間のことを言う。


自分の無知、無力を認める勇気、

他人のエゴ、トラウマを受け止める勇気、


これらの資質を持ち合わせた人間だけが、

『優しい』人間に、当てはまるのだ。


『やさしい』

を、見誤ってはならない。




『包帯を巻いてあげられないのなら、

むやみに傷口に触れてはならない。』

by三浦綾子






Dr.くれは『優しいだけじゃ人は救えないんだ!!』
2012.04.28 Saturday

タイタンの逆襲


タイタンの逆襲



ドラクエ世代として、

キメラやミノタウロスがここまでリアルに描写されるのを見るのは心踊る。

20年前には考えられない圧倒的なテクノロジー。

はたして、今から20年後には、

どんな世界を体験できるのだろうか。


それを考えるだけで、人生が楽しい。




タイタンの逆襲

2012.04.28 Saturday

チョッパー『おれが"万能薬"になるんだ!!何でも治せる医者になるんだ!!』

 

チョッパー『おれが"万能薬"になるんだ!!何でも治せる医者になるんだ!!』



私の社員は、『吃音症(きつおんしょう)』という言語障害であり、

保険が適用される、れっきとした疾病者である。





吃音症とは、いわゆる『どもり』の現象が多く見られ、

会話の中で無言になってしまう病気だ。

正直、これが治らなければ、コミュニケーションができないため、

彼は社会(コミュニティ)にいつまでも上手に属せない。


小学校から知っている人間関係だが、

発覚したのはつい最近、ここ2年以内である。


つまり、当社に入社してからだ。


なぜそれまで発覚しなかったのかというと、


1.第一に発覚するべき"親"が、"教育放棄"していたため

2.本人が"無口で奥手な人格だとして"キャラ設定"していたため

3.本人は"病気"ではなく、"被害者"だと思い込んでいたため

4.誰も彼に深く関わろうと思わなかったため


確固たる理由が、このようにある。


1の『教育放棄』

というのは、なかなか物騒な言いまわしに聞こえるし、

本人やその周りは、決してそれには当てはまらないと思い込んでいただろう。


私から見てもそうだった。

食事を与え、風呂に入らせ、髪を切って、家に住ませ、

何の問題もなく、育児が行われていると、誰もが思うような家庭だ。


『育児放棄』とはまた違う。

ここでいう『教育』という意味を紐解けば、


『ある人間を望ましい姿に変化させるために、身心両面にわたって、

意図的、計画的に働きかけること。』


ということを意味する。


まあ、この『教育』がちゃんと行われている家庭など、

現代社会にはめったにいないのかもしれないが、

しかし、本来『教育』というものは、そういうものなのだ。

命がけで、行うものなのだ。

子供の、子孫の人生が、大きく変わる。


その『教育』が、きちんと行われていなかった。

なぜなら、彼の兄が、幼少期に亡くなったからだ。


以来家族全員に、負の被害者意識がつきまとうようになり、

あるいは、『この子だけは生かしてあげたい』として、

『あの子の分も』等と、甘やかし放題の挙句、


"自分は放っておいても誰かが面倒を見てくれる"

という思い違いをする人格が形成されてしまったのだ。


親ならば、その教育の中で、厳しく戒め、道を指し示さなければならない。

その『教育』を放棄し、そのとばっちりが全て、上司である私にきたのだ。

私が全ての戒めや指導を担当し、

私は親が甘やかす半面の、鬼コーチとなって教育するものだから、

私は、周りの人間(ほぼ全員)に、よく誤解された。


『もっとやさしくしてあげれば?』


という疑問符は、皆の顔を見れば一目瞭然。


だが実態は、その『やさしく』は、

親のそれが『易しさ』であり、本当の『優しさ』とは、

彼と真正面から向き合い、受け止め、性根を叩き直すということなのだ。


親も友人も何もかも、

赤ん坊でもできる『易しさ』などと見誤っているから、

彼のそれまでの人生が、現実とは異なってしまっていたのだ。


疾病者だったのに、健常者だと思い込んでいたのだ。

もっと早くに、周りが気づけばよかっただろう。

もちろん、本人も自覚する必要があったのだ。



つまり"本当の被害者"を強いて言うなら、私なのだ。



この本の77ページ、

『被害者意識を持たない』

を読めば全て書いてある。


私だけがこの世で唯一、彼と真正面から向き合ったメンターだというのに、

彼は、私に怒られて被害者を演じるし、

周りは、それを見て浅はかな誤解をしてしまうのだから、

私は"損"しかしていない。


だが、教育者とは、"損な役"を自ら買って出るものだ。


だから私のことを真の教育者が見れば、

高く評価してくれるだろう。

それに私は、被害者を演じることは決してない。

それも、恩師が教えてくれたことだ。




とにかく、

1.2.3.4、この全ての事情があいまって、

彼の深層心理に棲みついた、『被害者意識』の表面化が、


『吃音症』


という結果になって表れていたのだ。


だが、発覚した後も私は結局、

彼を病人として見ている気がしなかった。

妥協や現実逃避をしようものなら思い切りぶん殴るし、

助言、説教をしないで見て見ぬふりをしたことなど一度もない。


なぜなのだろうか。











チョッパー『おれが"万能薬"になるんだ!!何でも治せる医者になるんだ!!

…だって…!!

だって この世に…

治せない病気はないんだから!!!』










『英国王のスピーチ』


では、英国史上最も内気な王、ジョージ6世の『吃音症』との闘いが、

観ることができる。


その中で、彼を、病人として扱った、

様々な表面的な"治療"法を用いた医者たちは、

全員彼を、治すことができなかった。


しかし、最後に出会った無免許の専門家は、他の医者とやり方が違った。

彼の内面の、"治癒"を考えていたのだ。



免許?

マニュアル?

病気?



ガタガタ言うな。

"病は、気から"だ。


自分の気持ちをしっかり持てば、症状など出ないのだ。

症状が出なければそれは、"病人"とは言えない。




田中角栄、小倉智明、ブルース・リー、タイガー・ウッズ。



なぜこの名前を挙げたかって?


彼らもまた、吃音症を抱えた、人間だ。



チョッパー『おれが"万能薬"になるんだ!!何でも治せる医者になるんだ!!』

2012.04.27 Friday

チョッパー『そうだよトナカイだ!! でも!! 男だ!!!』

 

チョッパー『そうだよトナカイだ!! でも!! 男だ!!!』




"男"という生き物は、

ただそれだけで、常に決断を迫られる生き物だ。



『男らしくなる』

実は男が掲げる目標は、元来このたった一言で解決する。


だがその前に、その言葉の意味を、知っていることが大前提だ。


男とは、周りにいる人を助けなければならない。

男とは、困った人を見過ごすことができない。

男とは、見を呈して人を、守らなければならない。

男とは、時には自分の命を賭けて、勇気を出さなければならない。


そのためには、何をしなくてはならないか、

パラパラと本をめくっている人間には、理解できていないということだ。





















チョッパー『そうだよトナカイだ!!








 でも!! 男だ!!!』




『俺は、男だ!!』


この一言に言い返せる言葉は、この世にはない。






チョッパー『そうだよトナカイだ!! でも!! 男だ!!!』
2012.04.26 Thursday

ルフィ『何が海賊王だ…!!!おれは、弱い!!!』


ルフィ『何が海賊王だ…!!!おれは、弱い!!!』






"無知の知"とは、

自分が無知だということを知ること。

無知だからこそ人は、本を読み、知性を探求することができる。


つまり、

『賢いから本を読む』のではないのだ。

本を読む人は、『自分が無知だということを知っている』だけなのだ。



同じように、あらゆるシーンにおいての努力家とは、

"自分の弱さと向き合える、強さ"を持っている人のことだ。




『自分が弱虫であり、

その弱さは芯の芯まで自分に付きまとっているのだ、

という事実を認めることから、

他人を見、社会を見、文学を読み、人生を考えることができる。』

by遠藤周作


















ルフィ『何が海賊王だ…!!!おれは、弱い!!!』








自分の、無知、無力を知る。


自分の弱さ、儚さを認める。


それは、容易ではない。



だが、

物ごころついたときから、

その延長線上でのんべんだらりと生きていた人生に終止符を打ち、

言うならば、そこから始まるのだ。


本当の人生が。




ルフィ『何が海賊王だ…!!!おれは、弱い!!!』
2012.04.25 Wednesday

ルフィ『お前がどこの誰だろうと!!おれはお前を越えて行く!!』



 ルフィ『お前がどこの誰だろうと!!おれはお前を越えて行く!!』



周りを見渡せば、"力"に屈する者ばかりで、愛想が尽く。


権力者への追従、

拝金的な人生、

卑屈で、決めつけ、傲慢で、

そんな自分を正当化するために必死に口が動き、

『できない言い訳』のオンパレードだ。



私の周りにいた人間も、

面倒見がいいのはいいが、

面倒見がいいという"印象"をいいことに、

私の支援者のフリをしてただただ私を支配下に置こうとした人間は、

一人や二人ではない。



彼らは確かに私よりお金を持っている。

だが、

"それだけ"だ。


たった、"それだけ"。



それにそのお金、本当に自分の実力で手に入れたものか?

本当にまっとうな手段で手に入れたものか?


私が意固地なだけなのか。

それとも、

彼らが認められる存在ではないのか。


私にはなぜ『恩師』と呼ぶ人間がいて、

そう呼ばない人間がいるのだろうか。


真実はいつも一つだ。





イソップ物語に、『北風と太陽』という話がある。




着込んだ旅人の洋服を、どちらが先に脱がすことができるか、

北風と太陽は、勝負することにした。


北風は、

『そんなの簡単だよ!!

俺の北風でぴゅーっと吹けば、たちまち洋服なんかすっ飛ぶさ!!』


と言ってみせるが、旅人は洋服を着込むだけだった。

何度やっても、何度繰り返しても、旅人は、寒くて逆に、

洋服を着込むだけだった。


そこで太陽は言った。

『…じゃあ、僕の出番だね。』





太陽は旅人の洋服を強引に吹き飛ばすことをしなかった。

彼を暖かく包み、彼が自ら洋服を脱ぐために、動いた。


たちまち旅人は洋服を脱ぎ、太陽は勝負に勝利した。




そういう話だ。

つまり、

もし彼らが私の本当の支援者であれば、彼らは『太陽』のはずだが、

『北風』のように、力でねじ伏せ服従させ、自分の勝利しか考えていないのであれば、


私は、着込むだけなのだ。



本当の支援者など、めったにいない。

だから私もそれに、期待などしていない。

例え相手がどんなに有力者だろうと、私は屈しない。


私の恩師は、

『太陽』だった。










ルフィ『お前がどこの誰だろうと!!




おれはお前を越えて行く!!』





サッカー選手が卓球で卓球のプロに負けても、

負けにはならない。


1キロ違えば階級が変わるボクシングで、20キロも差があれば、

勝負にはならない。


ルールを破って、武器や反則を使われて負けた勝負を、

人は、本当に負けと認めるだろうか。



私はその他大勢の一人にはなり下がらない。

私という花は、世界に一つだけしかない。

過去未来永劫、たった一つしかない。


寿命が最低で100億年だと考えられている地球で、

たった一つしかない生命なのだ。


200年に一度の金環日食?

1000年に一度の地殻変動?


それを遥かに凌駕する奇跡、

それが、自分の人生のはずだ。




『薔薇はなぜという理由もなく咲いている。

薔薇はただ咲くべく咲いている。

薔薇は自分自身を気にしない。

人が見ているかどうかも問題にしない。』

byシレジウス



人と違うことが、

人に追従、同調しないことが、何の問題がある?


試練が何だ。

困難が何だ。

私の人生は、私にしか切り開けない。


自分以外の全ての存在に、

屈する理由はどこにもない。






ルフィ『お前がどこの誰だろうと!!おれはお前を越えて行く!!』

2012.04.24 Tuesday

ルフィ『もしエースを救えなかったら…おれは後で…死にたくなる!!』



ルフィ『もしエースを救えなかったら…おれは後で…死にたくなる!!』




『人生は一冊の書物によく似ている。

愚かな者はそれをパラパラとめくっているが、

賢い者はそれを念入りに読む。


なぜなら彼は、ただ一度しかそれを読めないことを、知っているからだ。』

byジョン・パウル






自分の快楽の為に、

自分の人生をより生きながらえることを考えてしまう。


人間は、そういうものだ。

皆、弱いのだ。

皆、儚いのだ。


だから少しでも多く、快楽を体験したいと願う。



だが、この人生、生きながらえてどうする?


今この問題から目をそらす人も、必ずいずれ、

この問題と向き合う日が来るだろう。


それが、早いか遅いか、ということだけだ。


私は、父親を早く亡くしたから、人よりも早く、

この問題と向き合うことが出来ている。


遅い人は、死の床についた時かもしれない。

だが、必ず人生を振り返るときがくる。


(これでよかったのか…?)


(あのときは、あれでよかったのか…?)









 

ルフィ『もしエースを救えなかったら…おれは後で…死にたくなる!!

今戦う力を…俺にくれ!!』




(自分が生きながらえるために取った、あの選択に、

悔いはないか…?)




私は自分の快楽を捨て、友人とのなれ合いを断絶し、

前進を促したが、友人たちはそれを拒み、私という存在を闇に葬った。

それはそうだ。

10数人のパラダイムを変えるより、

私というたった一人の脅威を締め出せば、

自分たちが"楽"になれる。



友人は自分たちの、快楽を選んだのだ。

私が学んだ寮では、あり得ない選択肢が与えられているからだ。


『逃げる』


という選択肢が、与えられているからだ。


寮では決して見て見ぬふりはできない。

だが、この社会では、それは簡単にできる。



本当に、自分たちの快楽を最優先したまま人生を先に進める気か?

本当に、ブラックマネーで稼いだお金で、子供を育てる気か?

本当にそれは、自分たちが幼少期に体験した、負の連鎖を生まないか?



生きることに執着する気持ちも、

自分達はこういう人間だと、卑屈になる気持ちもわかる。

そして、排他的になり、自分たちを脅かすものを淘汰しようとする気持ちもわかる。

私もそちら側にいたから、よくわかっているのだ。


気持ちをわかっていなければ、場の主導権は決して握れない。



だからこそ、私は皆の為に思い切り"面"を打った。

自分の快楽を、代償にして。


悔いなどない。

むしろ、あのまま見て見ぬふりをして生きながらえていた方が、

大きな悔いを、生んだから。


ちゅっちゅに生き方を、死に方を、学んだから。



"出る杭は打たれる"。


打たれる?

それがどうした。


私はこれが、初めてではない。

打たれないようにして友人に面一つ打たず、

生きながらえる卑怯者には、私はなり下がらない。


私が

『腐ったミカン』

なのか、

『醜いアヒルの子』

なのかは、


真理が、必ず答えを出してくれると確信している。






『生きるべきか、

死ぬべきか、


それが問題だ。』

byシェークスピア




ルフィ『もしエースを救えなかったら…おれは後で…死にたくなる!!』
2012.04.23 Monday

シャンクス『銃を抜いたからには命を賭けろよ。そいつは威しの道具じゃねえって言ったんだ』


シャンクス『銃を抜いたからには命を賭けろよ。
そいつは威しの道具じゃねえって言ったんだ…』



私の人生において、

このときも、
http://sekaiseiha.jugem.jp/?eid=3800

このときも、
http://sekaiseiha.jugem.jp/?eid=3801

このときも、
http://sekaiseiha.jugem.jp/?eid=3747


共通点は、『こちらからは決してけしかけていない』ということだ。

むしろこれらの周りにいるとき私は、

陽気で明るい、まっすぐで少年ぽさの残った、

無邪気で隙がある人間で、そこに居た。


それは、それまでの自分の半生での経験が、そうさせていたのだ。


幼少時代、見栄に支配された父親に、

投げ飛ばされて理不尽な説教を食らった経験、


いじめっこや、

不良たちは、

何もしていないのにこちらに危害を加えようとする。


同じく、見栄に支配されて傲慢を極めたガキ大将、


そして寮友。



見栄という言葉の意味は、


『見た目の姿を意識して、実際以上に良く見せること』


ということであり、

見栄を張ってしまう人間は、『見た目』とか、『人目』といったものに、

支配されて生きているのだ。


嫌というほどその世界を見てきて断言させてもらう。


いじめっこ、不良、拝金、エセ成功者、


彼らの共通点は、『器が小さい』ということだ。



もちろん、器が小さいと感じるのは、自分の親も同じだし、

自分自身について言う時も、必ずそう思う。


だが少なくとも私は、

そのことにとっくに気づいて、目を背けず、

恩師たちからその逃げない姿勢について、太鼓判を押してもらっている。


いわゆる、四聖の一人、



ソクラテスが説く、

『無知の知』



から目を背けないということである。

上に挙げたような事例の記事を見ても、それは伝わるはずだ。


私は18歳の時、武道の真髄は、『合気道』にあると見た。



他の武道、格闘技のように、決して自分からは戦いをけしかけない。

万が一相手がけしかけてきた場合にのみ対応し、

その"力"を利用し、相手を投げ飛ばし、戦いを鎮める。


四聖のもう一人である孔子の教えを書にした論語や、



孫子の兵法の極意には、




『戦わずして勝つ』


というものが代表的に浸透しているように見えるが、

もっと実質的にその極意を見抜こうと思えば、


『戦わずして負けない』


という真理が見えてくる。


つまり、『勝ちありき』で人生を考える人は、

人としてどこか、欠落しているという自負を抱かなければ、

自分の器の小ささを露呈してしまうということなのだ。



人の優劣を決める、『勝ち負け』など、本当はどうだっていい。

どうしてもやらなきゃいけないときだけやればいい。


負けないために。




























シャンクス『銃を抜いたからには命を賭けろよ。
そいつは威しの道具じゃねえって言ったんだ…』











映画『13人の刺客』で、

この真理をついた本物のシーンがある。








それはこの物語で、

この世に氾濫している『成功』という図式に当てはまるはずの

金と権力に溺れて人の道を外した



徳川将軍の弟を、



成敗する為に結成させた、13人の刺客の中心人物、

島田新左衛門を、



将軍の側近、鬼頭半兵衛が、



見えないところで、畏怖と称賛の念を込めて、

こう評価するシーンである。




「この島田新左衛門という男

切れるというわけではない。

恐ろしく強いというわけでもない。


だが負けぬ。


無理に勝ちに行かず、

押し込まれてもなかなか動かず、

最後には少しの差で勝つ。


そういう男だ。」





無理に"勝ちにいこうとする"のは、

自分の自信のなさの表れだ。


本当に自分に自信がある、つまり自分を信じている人間は、

最初から『人に勝つ』とは、考えない。


自分達は世界に一つだけの、花なのだから。




シャンクス『銃を抜いたからには命を賭けろよ。
そいつは威しの道具じゃねえって言ったんだ…』
2012.04.22 Sunday

ルフィ『逃げることだけ考えろ!!今の俺たちじゃあこいつらには勝てねぇ!!』


ルフィ『逃げることだけ考えろ!!今の俺たちじゃあこいつらには勝てねぇ!!』



この世とは、海である。





人生とは、船である。


どんな大船を持ってしてその安全性を人為的に造りあげても、

天災、大自然、有限、宇宙という規模の前には、

無力である。




つまり、何をしても、無駄なのだ。

不老不死にはなれないし、矛盾や理不尽は消えない。



私のような若輩者の経験値では、

微々たるお話しかできないが、

私の中にこれらの真理を心の底から腑に落としてくれたのは、

意外にもゲームセンターのトランプゲームだった。




かつての私は、

一度決めたらムキになってそれを曲げない性格が手伝って、

ゲームセンターでのトランプゲームでは、いつも大金(10代の大金)を

つぎ込み、散々な結果に飲まれることがしょっちゅうだった。


自分の『運(実力)』も、過信していた。

『運だめし』のように見ていたのもあった。


だが、その心構えで、一度も大きな結果を出すことはできなかった。



だが、それから10年。

実に波乱万丈な人生を体験し、またゲームをする機会があった。


正直、勝つか負けるかはどうでもよかった。

勝ったところで、メダルが増えるだけだ。

ゲームセンターに長く居れるだけ。

そんな時間があるなら、今の私なら本を読む。


とにかくそういう気持ちで、時間つぶしのつもりで、

非常に身体を楽にして、依存しなかった。


すると、面白いことが起こった。


なんと、たったの1000円で(最初にメダルを両替したお金)、

実に半永久的にメダルが出てくる感覚を得て、

実際にメダルを大量に当てて見せたのだ。


まぐれではない。

その感覚でまた違う日に訪れ、やってみたところ、

同じような結果になった。

隣の台は出ていない。


これは明らかに、"自分の意志"でメダルを稼いでいると、判断できたのだ!!





ギャンブルの世界には、

『小さく負けて、大きく勝つ』

という黄金律がある。



10代の頃の私がそんな極意を耳にしても、理解などできなかった。

『負けたら、自分が崩れてしまう』

として、負けることを避けるという弱さも、あの頃はあった。



だがこの世とは、

『絶対に沈まない』

ことが売りだった、

最上流階級の乗船料金が500万円だった世紀の豪華客船、

"タイタニック"ですら、




沈むのだ。


最初からそういう、ものなのだ。


私はこの波乱万丈の半生から、そういう極意を見た。



"風林火山"。






この人生に置いて、

"山"のように微動だにせず、絶好の機会を耐え忍んで狙う、

性根を持つべし。



そして、やりたいこと(依存、見栄)ではなく、

やるべきこと(理念、信念)に全神経を集中すれば、


10代の私のように、ゲームセンターにハマって損失するようなことは起きない。




















ルフィ『全員!!逃げることだけ考えろ!!

今の俺たちじゃあこいつらには勝てねぇ!!』







大切な人を失ったり、航海をやり直せなかったら、

もう一度、挑むことができない。



人生という海で壁にぶつかったら、

それに抗い、無駄に体力を引潮に持って行かれてはダメだ。


障害が大きいのは、それだけ困難な道を選択している証拠。

それを見極め、思い上がらず、自らで引き、

次のタイダルウェーブ(大津波)を待ち、

その時に全身全霊を出す方がいい。




ルフィ『逃げることだけ考えろ!!今の俺たちじゃあこいつらには勝てねぇ!!』

Salvageinfoをフォローしましょう